合宿レポート



旭 川 支 部
原 一 浩 参段

 
2015冬合宿レポート 

2015年1月10〜11日、足寄町のネイパル足寄で冬合宿が開催されました。

ネイパル足寄での合宿は2008年の夏合宿からですので、今回で14回目となります。当初46名の参加申し込みがありましたが、インフルエンザで3名が不参加となり、総

勢43名での合宿となりました。

 10日の13時に集合し、ネイパル足寄の所長さまから「空手の稽古が出来るのも両親のおかけです。感謝を」というご挨拶を頂き、担当者からの諸注意、師範の挨拶の後、14時から稽古開始となりました。

 1日目午後の稽古は、基本稽古と移動稽古、型稽古となります。

基本稽古は、各々50本か30本ずつ行い、前に立った原が諸注意をするとともに、各先生方が道場生の間に入り、注意を与えながら稽古しました。

移動稽古は、帯毎に分かれて、各帯の昇級審査の内容の移動稽古を行いました。1時間の時間がありましたので、帯によってはかなり濃い稽古になったと思います。

午後の稽古の最後は、型稽古で、移動稽古と同様に帯毎に分かれて、指定された型を稽古しました。白帯は太極1〜3、橙帯は足技太極1〜3、青帯:平安1、黄帯:平安2、緑帯:平安3という具合で、茶帯初段は別途メニューです。一つの型を繰り返し行いますので、少年部は飽きてしまう部分もありますが、各先生が工夫しながら教えて行きます。

今回の合宿でもっとも変わった点は、師範を総括指導とした事です。今までは師範が白帯を指導(最初にしっかりと指導するという意味です。)していたのですが、個別の担当ではなく、全体を見て頂く事となりました。それに伴い、白帯は副代表の市川先生にお願い致しました。

夕食を挟んで、夜間稽古です。

まずは今年の抱負を各自発表してもらいました。今回は各先生方から!いつもとは逆の展開に少し戸惑っておりました。大会の上位に入るとか補強を頑張るなどの抱負を各自発表しました。最後に師範からお話がありましたが、目標は具体的に、何かに書くと良いと言う抱負についてのお話と「没頭する」というテーマのお話がありました。

その後、再び型稽古。今回は、午後に稽古した以外の型で帯に関係なく、好きな型を稽古出来るようにしました。型は、突きの型、安三、最破、平安4です。さすがに白帯は無理なので、白帯は太極です。

夜間稽古残り30分で、型の披露を行いました。色帯は帯毎に団体です。白帯は太極3、橙帯は足技太極3、青帯は平安1、黄帯は平安2、緑帯は平安3です。茶帯以上は各自自由な型を披露しました。平安5、臥竜、十八、三戦、転掌、観空など。

2日目は早朝稽古から始まります。座禅と基本稽古ですが、室内とは言え、冬の朝を寒いです。

 早朝稽古の後、部屋の掃除を行います。来た時より綺麗にし、他の団体の模範になるようにしたいと思っておりましたが、ネイパル足寄の担当者からは、正に模範となる団体であると評価して頂きました。

 朝食の後には師範稽古です。

 ミット稽古を1時間、組手を1時間行いました。ミット稽古では、突きから始まり、蹴りではミットを持ち替えて上段やミットマラソンを行いました。普段、ミットマラソンを行った事のない者はかなりキツかったと思います。二通りのミットマラソンを行いました。

 組手では、中学生以上を一般として、小学生は体格に合わせて二つに分けました。普段戦った事のない者との組手は緊張感があります。少年部では突きや蹴りが入って、泣いてしまう者もおりましたが、大きなケガもなく終了しました。先生方も交代で組手に入り、昇段審査受審予定者に檄を飛ばしておりました。

 合宿の最後は千本突き!先輩先生方の人数が丁度10人でしたので、各自100本ずつ号令をかけて頂きました。沼田先生が最後でしたが、その後にまた自分が号令を掛けましたので、合計で1100本になりました。千本終わって、ホッとした後の100本は気持ちを立て直すのが大変だったと思います。それが試合にもつながると思います。

 道場訓を唱和して冬合宿の全日程が終了しました。

 今回も師範を始め、各先生方、各先輩方、送迎して頂いた御父母の方々のご協力によりまして無事に合宿を終了する事が出来ました。ありがとうございました。

 次回は夏合宿、7月25〜26日に開催予定です。日程が短くなりましたが、開始時間を午前中にして稽古時間を確保する予定です。奮って参加して下さい。

押忍

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